ホテル内装工事を円滑にする「仕上げを共有する施工図」プロジェクト
ホテルなどの施設の改修工事においては、工事期間中に総勢のべ1,000人を超える人員が出入りし作業を行っています。現場監督は1次下請け業者を介して現場の進捗を管理していますが、規模が大きくなるほど、指示系統のコントロールが困難になってきます。
設計変更や仕様変更への対応
設計変更はもちろん、パブリックスペースやエントランス部、各部屋の仕様などの仕上げに関しても同様に数量、配送、保管場所などの課題が発生します。仕様が完全に決定していない箇所もあり、設計変更などがあった場合の対応などは急を要します。
現場の連携が工事を円滑にする
今回のケースでは設計会社が遠方なことと工事期間に余裕がなく、FFE工事も含め確認に時間を要したところもあり、急ピッチでの作業となりました。各業者及び職人さんとの打ち合わせの回数も少なく、1度のミーティングで必要事項の共有が条件のため、仕上用の施工図を作成し提案しました。